当院について
所長あいさつ
楠根診療所は2009年1月に旧診療所より新築移転してオープンしました。新しい建物は5階建ての医療・介護・健康づくりのセンターとして開設する事ができました。1階が診療所、2階が組合員ホール、3階が通所リハビリテーション(デイケア)、4階が新規事業のショートステイ(短期入所生活介護)、5階が新規事業のグループホーム(認知症対応型共同生活介護)となっています。在宅医療から、健康診断、内科、小児科(予防接種、乳幼児健診)と入所、通所、訪問の介護事業まで幅広いサービスが提供できるようになりました。また、2階にはこの施設の特徴である組合員ホールを地域のみなさんの交流と健康づくりのスペースとして設けました。医療生協の組合員のみなさんの健康づくりの拠点として、大いに活用していただきたいと思います。
高齢者やこどもにやさしいまちづくり、地域づくりを組合員のみなさんとともにすすめていきたいと思っています。みなさんもこの輪にいっしょに加わりませんか?
医療福祉生活協同組合おおさか 楠根診療所
所長 高橋 泰行
所長のご紹介
高橋 泰行(たかはし やすゆき)
役職
- 楠根診療所 所長
- 医療生協かわち野生活協同組合 副理事長
- 日本医療福祉生協連 前会長
経歴
昭和49年3月 | 大阪大学医学部卒業 |
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昭和49年4月 | 特定医療法人同仁会耳原総合病院 |
昭和52年4月 | 大阪大学医学部高次研解剖学教室 |
昭和54年10月 | 特定医療法人同仁会耳原総合病院 |
昭和62年4月 | 東大阪医療生活協同組合東大阪生協病院副院長 |
昭和63年5月 | 同上 院長 |
平成12年1月 | 東大阪医療生活協同組合楠根診療所所長 |
平成12年5月 | 東大阪医療生活協同組合理事長 (平成16年5月の通常総代会にて法人名称を医療生協かわち野生活協同組合へ変更) |
平成26年6月 | 医療生協かわち野生活協同組合副理事長 ・・・現在に至る |
施設案内
1F
診療所
外来診療と半日ドック、各種健康診断を実施しています
ケアプランセンターすこやか
介護支援専門員が常駐して、介護に関するあらゆる相談に乗っています
2F
組合員スペース・多目的ホール
医療生協・健康づくり活動の拠点として組合員の方にご利用いただいているスペースです
3F
通所リハビリテーション
自宅で生活を送りながら、体力の維持向上を目的に、日帰りで心と身体のリハビリを受ける介護サービスです
4F
ショートステイくすね
要介護状態にある方を、短期間入所していただき日常生活上の介護や支援をする施設です
5F
グループホームくすね
認知症のある方が入居され、自宅と同じように安心して過ごしていただけるようお手伝いをしています
駐車場について
※駐車場があります。9台分(身障者用1台分含む)
楠根診療所の様子
桃の木
1階駐輪場付近の植込みにシンボルツリーの桃の木が植えてあります。かつて江戸時代末期、この地域には稲田桃と称される桃林があったと伝えられています。今回シンボルツリーを検討する際に、桃以外にも桜や梅なども候補にあがりましたが、地域でとりくまれている「稲田桃再生栽培プロジェクト事業」の事を聞きつけ、地域に愛される診療所にふさわしいと稲田桃を植える事となりました。2008年12月に植樹し、春には3輪がさっそく咲いてくれました。今後は木も大きくなり多くの花と実をつけてくれることでしょう。ちなみに1階フロアの床、エレベーターのピンク色も桃にちなんでのものです。
エントランス
エントランスには一面の花が咲き乱れています。250名を超える組合員より1人500円で株主にご協力いただきました。
訪問看護ステーションかわち野サテライトさつき
訪問看護ステーションかわち野サテライトさつき
疾病を抱えている利用者様について、主治医が発行する訪問看護指示書と介護保険のプランに沿って、看護師または、理学療法士が訪問し療養上の世話などを行います(主治医・ケアマネージャーがいない場合はご相談ください)。訪問看護(訪問リハビリ)計画および記録の作成を行い、訪問看護(訪問リハビリ)の提供を行います。お気軽にご相談ください。
当院の医療設備
当院の医療設備をご紹介します。
生理機能検査
心電図
心臓の電気信号を記録することで、不整脈や狭心症、心筋梗塞などの病気を診断できます。
ホルター心電図
小型の心電図を24時間身につけて記録することで、動悸や胸痛が起こった瞬間の変化をとらえることができます。不整脈や狭心症の診断に有用です。
超音波(エコー)検査
超音波を利用して、体に負担をかけずに内臓の状態を見ることができます。心臓、腹部、頸動脈、甲状腺、乳腺の観察が可能です。
呼吸機能検査
スパイロメーターという計測器を用いて、肺活量や1秒率などを測ります。息切れや咳の原因となる肺気腫や気管支ぜん息の診断に用います。
迅速検査
HbA1c検査
糖尿病のコントロールの指標であるHbA1c(ヘモグロビンA1c)の検査結果が採血当日にわかります。結果だけを聞きに来る手間がなくなります。
画像検査
レントゲン撮影
X線を用いた画像検査で、肺炎や心不全、腸閉そく、尿管結石、骨折などの診断を行います。
CT検査
X線を用いて体を輪切りの断面に撮影する検査です。頭部から足まで全身の撮影が可能で、内臓の状態を詳しく調べることができます。
胃透視検査
バリウムを使って胃がん検診を行う検査です。
マンモグラフィ
乳がん検診に用いる検査機器です。
デジタル眼底カメラ
目の奥にある網膜や血管を撮影します。血管の動脈硬化や緑内障の早期発見に役立ちます。
救急
AED(自動体外式除細動器)
意識がない方や心肺停止に陥った方の蘇生治療に用いる機械です。体表に貼った電極パットから心臓の状態を判断し、電気ショックで心臓を正常な状態に回復させます。
救急セット
ショック状態や緊急事態に陥った方を救命するために、気道確保の道具や輸液を準備しています。